哀切

過去ログ8 2010/10/13 23:36

◆猿飛佐助
ごめん、ごめんね、旦那。あの言葉は俺様の…後ろで眠ってる旦那のものじゃない。
だから、其の宿に旦那は文を送れない。送っちゃ、いけない。

ったくもう、夕べは久々にわんわん泣いたんだからね?懐かしかった、アンタの声…そう甘く名を呼んで貰えるのが大好きだった。何時も誇らしかったんだ。

ああやって宿を、声を届けてくれたのに、応えられなくてごめん。悪用したりなんかしないから安心して頂戴な。
……もう駄目だぜ?あんな酷くて嫌な奴の背を追ったら。アンタの幸せになれなかった奴なんかを振り返ってたら。本当に、失望させたり悲しませてばっかだなァ…

ずっと、変わらず大切なアンタの幸せを祈ってるよ。祈らせて欲しい。

◆伊達政宗
アンタと離れて半年がたったな。
元気にしてるか?

俺はまだ、アンタの背中を追ってる。
coolじゃねぇな、全くよ…


今でもアンタが好きだ。ゆき。

◆真田幸村
佐助、元気でやっているか?
御前が忙しくなり、共に居られなくなってしまったが…本当はあの時、俺の気持ちを悟られ、さよならを告げられたのではないかとずっと思っていた。

今でも時々思い出し、懐かしくなる。
御前の太陽の香りが、恋しくなる。
佐助、…もう一度逢いたい
今度こそ、俺を喰らってくれ、
今なら言えるのに…
もう太陽の香りのするバスボムは溶けてしまった

◆長曾我部元親
これァ潮時ってェやつか?
少なからず、俺ァてめぇを思っちゃいたんだがよ。
そっちは違ったッつうわけかい。

しゃあねェか…てめぇの面は忘れはしねェ、だがよ、今日でお別れだ。

◆伊達政宗
あれは、アンタか。
惹かれるその文字列はアンタに至極似てる。俺が一番に求めるそれだ。

俺はこう言えた義理じゃねえ…だが彼の人がアンタなら、この、頭の芯を握って痺れさせるような思いはきっと――…。

独占も何もしたくねぇ、したくねぇが、ただアンタだけは俺だけのものにしてみたかったんだ。
…餓鬼くせぇつまらねぇ意地だ。

月に似たアンタを、一番に想う。

◆鶴姫
貴方の事が、好きでした
貴方の事が、大好きでした。
でも貴方は私の事を好きではない…。
少し期待をしていました。もしかして 貴方と思いが通じあっているのではないか、と。
でもそれは、ただの妄想でした。
大好きな貴方の瞳に映っている方は、私ではなかったのです。
全く別の方でした。
…どうして どうしてあんなにも期待させるような事をしたのですか?
抱き締めたり、頬を撫でたり。
あの時私は胸が痛くて痛くてたまらなかった。
思いを伝えたくて…でも伝えられなくて。
でも 貴方の想っている方を知ってしまった今、私は貴方の幸せを願う事に決めました。
貴方に 笑っていてほしいから。
幸せになってほしいから。

でも 想うように自身は動いてくれなくて、涙しか出てこないんです…。
貴方は私に「笑え」と言いました。
…それなのに笑おうとしても涙が出てくるばかり…。
どうしたらこの気持ちは楽になるのですか…?